ブラックブック 感想
WW2中オランダに亡命しているユダヤ人女性が逞しく生きざるを得ない環境で環境にも状況にも適応して、何とか生きて、何とか復讐を遂げる物語。騙し騙され誰が味方か敵かわからない。すっごく見応えのある事実に基づいたサスペンス映画だった。
普遍的な悪は常に揺らいでいるってメッセージも良い。生きる手段としての悪があったり、適応せざるを得ない悪があったり、正義を振りかざした悪があったり。それでも悪は悪でしかなく、罰にその背景はあまり考慮されない。本当に複雑で結果なんて考慮できないぐらい今を臨機応変に生きるのに精一杯な時代があって、そんな時代を生きてる人がいた、その事実が純粋に凄いと思った。ただ、ラストにスエズ動乱の描写があってそんな時代は実は私が知らないだけでまだ続いている事も仄めかされた。WW2の尾を引いた今も続いてる戦争や混乱については、戦争を経験したどの国にも結びついていて、責任があると思う。ただの傍観者でいてはいけない、事実を知って考える必要があると実感した。
戦後ドイツの抗議運動と現代のデモ活動
ゆかのレポート
「戦後ドイツの抗議運動〜成熟した社会への模索〜」
メモ✍🏻
・ドイツではデモが慣例行事化しているのに対し、日本では秩序を乱すもの、特別なものと捉えてられている。メディアでも。
・抗議による政治参加が根付いていない
・60年代の学生闘争によりデモにマイナスのイメージ
・教育の場では政治的中立のもと政治と教育の関わりは避けられ続けていた為非政治的風土が形成されてしまった。
◆現在のSNSを用いた抗議活動では成果を得ることが難しくなっている。
★要因
・容易に参加者を集められる
・短期間で行われる
・SNSを通して参加できる
これによって…
・確固たるリーダーの不在
・組織力の不足
・計画性のなさ
→運動を継続して行うことが不可能に。
・支持する者が不在だと集団は機能を発揮できないまま解散してしまう。
・SNSで意思表明(ツイート、リツイート)という形で気軽に簡単に抗議活動に参加できる。
=簡単に辞退する事もできる。
スラックティビズム
◆筆者の意見
・コンスタントに活動を続ける事
・直接議論を深める事
・地道な作業を辿った草の根運動
↑が社会に変化を与え成果に結びつく。
感想✍🏻
筆者の推奨する草の根運動は実績や信頼、確固たる基盤を作る上では必要だとは思うけど、正直今の時代に合っていないような気がする。SNSを活用した方が話題性にもなって問題意識が広がるし、進展が良くも悪くも早い気がする。これからはSNSによる活動の欠点をどう克服していくかが課題だと思う。
最近は人種差別に対するデモが各国で起きていて、インスタに黒い写真を投稿して意思表明する事がトレンドになっているけど、イギリス在住の方が
「娘がインスタで “黒い写真をアップしたけどよく考えて削除しました。それよりもっと役に立つポストをした方が良いと思ったので募金や歴史を学べるサイトについてポストします。この問題に心を痛め、全力でサポートしますが、デモには行けません(コロナのため)。もし気に障ったのならアンフォローしてもらって構いません” と投稿していて運動に参加しなくてはいけないプレッシャーや、それにより分断が起きたり若い世代ではさらに複雑になっていると感じた」
とツイートしているのを見て、SNSによる抗議活動は気軽に参加は出来るけど、色々考慮しなければならない事があると実感した。意思を表明する事は大切だと思うけど、同調圧力というか、同じ考えを同じ手段で同じように表明しなければならなくなっているのはやっぱりプレッシャーになってると思う。けど、知識がなくても気軽に表明できるのがSNSで、インスタを開いて黒い写真が頻繁に目に入れば多くの人がその問題について関心を持つきっかけになると思うから、方法としては悪くはないと思う。根本的な解決にならないというか、具体性に欠けてるのが気になってしまうけど。SNSで表明の次の段階が、知識を得て深く考えることかな。
ただ、最近のデモはやっぱりどの国も成果を得れていない気がする。LGBTや環境問題に関してはまだマシかもしれないけど、日本はもちろん、香港なんて雨傘運動からずっとデモをしているのに中国という大きな権力を前に無力というか、全然報われていない…。デモの長期化は生活への支障を招いて内部分裂に繋がるし、どんなにアクションを起こし続けても変化が無ければ疲弊してしまうよね。それに暴動に発展するケースが多い。言葉で通用しなかった次の手段として暴動があると思うけど、けが人や死者、どさくさに紛れての犯罪まで出てきてしまったら、やっぱり内部分裂とデモ自体への嫌悪に繋がってしまう。
結局抗議活動の仕方は手段は多様化していても昔から変わっていないんだなってつくづく感じる。何だかんだそれしか方法がないのかもしれない。私に具体的な解決策を提案できる程の知識や力はないから、私にできる事、調べて深く考えること、SNSを通しての意思表明や意思の拡散などをしっかり行って、少しでも成果に繫がるよう抗議活動を行っていきたい。
イギリスという場所
疲れた時とか、ふとした時にイギリスに行きたいなって思う。
留学してた時はどんよりした天気が嫌だったし、煉瓦造の建物も黒ずんでいてさらに陰鬱さが増して、写真で見るトラディショナルな印象とは反対に実際は寂れていて薄暗い印象だった。
それが帰国してからは、何故か恋しくなるようになった。特別な経験の記憶より、そこで過ごした頃の気候とか、空気とか、匂いとか、五感の記憶が強く残っていて、それを感じる為にまた行きたいって思うようになった。今はそれができないから本や映画を通してイギリスに触れて、自分の記憶と結びつける事でその気持ちを補ってる。
イギリスに行ったところであの頃に戻れる訳ではないけど、イギリスを五感で感じる事で、あの頃の五感の記憶が蘇って、懐かしい気持ちになる。だから特別な場所なんだと思う。
そう思うと、経験も大切だけど、同じくらい五感でしっかり楽しむ、感じる事も大切なんだなと思う。懐かしい気持ちになるって思ってるより尊い事なのかもしれない。
私の人生の中で、そんな場所に出会えて良かったな。
映画 マイベストフレンド
メモ📄✍🏻
大切な人が辛い目にあった場合
・いつも必ず味方でいる
・笑顔で側にいる
・マイナスな事は言わない
・出来るだけ側にいてあげる
・悔いがないように行動する
地政学
〜地政学とは〜
地理的に衝突が頻発する三大エリアをめぐる国の振る舞いの研究。
国の地理的な条件をもとに他国との関係性や国際社会での行動を考えるアプローチ。国の行動には地理的や要素が深く関わってくる。
地政学によって自国を優位な状況に置きながら相手国をコントロールするための視点を得られる。
ポイント
ある国やエリアを誰がどう支配するか、
道や要所が重要。物流などをコントロール、支配できる。
バランスオブパワー
上位(アメリカ)が2位の国の力を抑え込む為に3位以下の国と協力しながら国力を削ぐ。
チョークポイント
ルート(海路)を航海するうえで必ず通る関所。アメリカが支配。
内陸国。陸上輸送力が優れてる。
シーパワー
☆ランドパワーとシーパワーを両立し存続できた国家はこれまでにない!
ユーラシア大陸の心臓部。ロシアらへん。内陸。
リムランド
ユーラシア大陸の沿岸部。
日本の特徴
海流や季節風などの影響で攻めにくく、また、自給可能な面積と人口、生存に適した気候を持っている。
北方領土返還されない理由
1.ロシアは北方領土で大国を牽制できる。日本に渡すとアメリカ軍基地できる危険性もある。
2.北極海ルートをまもる
3.日本の重要度低い。メリットほぼなし。
沖縄米軍基地が完璧な拠点の理由
1.ICBMを配備すると1万キロ内に世界の主要都市を射程に収められる。
2.勝利して得た領土という気持ち
3.基地設備。訓練設備、最新鋭の戦闘機など。
4.インフラ設備や政情の安定性
→よってアメリカが手放すことはない。
☆沖縄の15パーセントが米軍基地。
米海軍横須賀基地
船の修理、メンテナンスを行う世界最大級のドライドック。技術力も高く、拠点的にもメリットが大きい。主に太平洋やオセアニアを監視。
近海の制覇
地政学的に大国になる国が最初に行うのが近海の制覇。その為対馬、尖閣以外の島も狙われている。
日本にとっての米軍
石油消費大国であり、石油が無ければ破綻してしまう為、石油の輸入ルートを(中国軍から)守っている。(想像以上に危険な状況。)また、世界の警察として海の秩序を守ってる。日本は石油の中東依存を脱却するべくロシアからパイプラインを入れる計画あるが、北方領土の問題もあり、難航。
約7分で日本に着弾するミサイル開発している。アメリカならとっくに空爆しているほど危険な状態。反乱を起こしにくい縦割り官僚組織とよくわからない国という戦略で諸外国に揺さぶりかけている。
侵攻されやすいため、侵攻されない為に侵攻するという考えがある。
島国
攻めづらく守りやすいが、こっちから攻めるには不利。
アメリカ
海に囲まれユーラシア大陸からも離れているため他国から攻撃されるリスク低く、かつ周辺に存在を脅かす国もない。
アメリカの基本戦略
パワーバランスを制御する事。
世界警察。世界中に軍事拠点。
中国
海の覇権を狙っている。
アメリカに代わり中国が世界の新しい秩序をつくりたい。
シーランドで結託して中国に対抗。
海の覇権=アメリカの安全保障、経済成長の為必要不可欠。
アメリカと中東
石油利権の確保とイランの封じ込め(ロシアの牽制)の為対立。しかし米で新たな石油資源が発見された為重要度低くなり、手を引いて中国の牽制に力を入れたいものの、争いを繰り返した為引くに引けない状態。
ポーランドとトルコはロシアの進出を防ぐ為に重要。
ロシア
ロシアのクリミア併合
黒海ルート防衛のため。武力による領土変更だがロシアから大量の天然資源を輸入してある為各国強く出れない面あり。
ロシア
・大国になりたい
・領土を奪われる恐怖から先に仕掛けて奪う
・ソ連崩壊時に失った領土を取り戻す
中国
ランドパワー国家。
昔から国土の広さにより周辺国から攻められがち。
50以上の少数民族
国内の治安維持費(監視、盗聴、ネットの検閲など)が国防費を上回る。珍しい…
シーパワーの取得も目指し始めた。(両立できるのか…)
理由→国境問題の解決を進め、国境を固める。国防から国外展開に尽力する方向へ。台湾を取るには尖閣諸島が邪魔。欲しい。
「漢民族こそが世界の中心である(周囲は蛮人)」という中華思想(自負)があったが、アヘン戦争やそれ以降の戦争で打ち砕かれるものの、経済発展により復活?中華帝国をつくりたい。
習近平の「一帯一路」構想
アジアとヨーロッパをつなぐ陸上と海上のルートのこと。中国が整備して貿易を促進し経済圏を作る構想。また、国内で過剰になった商品の輸出と13億の国民に国外での仕事を与える狙いも有り。
水をめぐる問題
中国は地形的に水不足。
その為チベット高原の地下にある水脈を狙い、上流にある中国はダムを建設し水の流れを変えようとしているが、これら下流にある他国の水量が減る事を意味する。→水戦争?
コロナ
国境封鎖などによりグローバリズムの流れ減退→シーパワー弱まる。
内需が大きい中国のランドパワー強まる。成長。ただ、コロナが収まればシーパワーも復活する為、力を保つには中国は成長し続けなければならない。
BC27〜395
ヨーロッパに存在した。
海と陸の支配の両立を目指し拡大しすぎたことが滅亡の要因とされている。
13C〜20C 長い!
起源は現在のトルコ。
最盛期にはアフリカ北部〜東欧〜中東の一部を支配。
優れた統治を行い宗教や民族の対立もほぼなし。しかし、影響力が衰えた頃にW W1が勃発。サイクスピコ協定で分立し、中東の混乱へ。
アジア
中国とインド間に小国が集まる。
板挟みながらも経済面では中国に、安全保障面ではアメリカに依存するなどバランスを保っている。タイはアメリカと同盟関係で中国とは経済協力関係で、バランス外交が基本。
中国とインド
世界中の石油タンカーが通過するインド洋をめぐり対立。
両国とも石油消費量多くインド洋は死活問題的に重要。
中国
南シナ海からインド洋、アジア半島のルートを確保する戦略
vs
インド
ダイヤのネックレス
アフリカ東部や東南アジア諸国との連携を進める構想
中東問題
地理
昔は貿易の中継地、近年は石油の産出地。
歴史
平和なオスマン帝国
信仰・言論の自由を認める。
民族
宗派
経典重視。9割の多数派で、貧困層が多い。
血統を重視。1割の少数派で、富裕層が多い。
↓
1916 英仏露 サイクスピコ協定
西欧の植民地に。分布を無視した分割で秩序を破壊する統治。
1916 三枚舌外交 イギリスによる矛盾した密約。
影響
・宗教や民族的に統一感なく、国への帰属意識や立て直す意識が低い。国という感覚がない。
・長らく他国が統治する傀儡国家だった為自ら統治しづらく、独裁的な指導者でないと国を治めにくい。
↓
WW2後、植民地から独立し各地でフセインなどの独裁者が乱立
↓
ソ連崩壊、湾岸戦争を経て独裁的な指導者が倒れ、民主化運動、アラブの春が進む
↓
宗教対立や部族紛争が多発し、政府の力が及ばない空白が生まれ、ISも誕生。
石油に関する利害や核開発の問題などもある。
元々
↓
2010年代初頭
シーア派やアメリカへの不満を募らせ生まれたISが加わる。世界中でテロ。アメリカは反政府組織を、ロシアとイランはアサド政権を支援。
2017年にISの首都ラッカが陥没し崩壊。
その後同地で勢力を得たのが国家を持たない世界最大の民族、クルド人。
現在
アサド政権vs反体制組織vsクルド人
イランとアメリカの問題
↓
↓
アメリカの関与がなくなったイランにイラク侵攻。アメリカはイラクを支援。
さらに反米へ。
↓
ブッシュ 核開発非難、経済制裁開始
オバマ IS打倒で利害一致。核開発一部認める核合意。経済制裁緩和。
トランプ 核合意の離脱宣言。再び経済制裁へ。
イスラエルの紛争
きっかけ
WW1後、イギリスの三枚舌外交のバルフォア宣言(ユダヤ人から援助受ける代わりにパレスチナにユダヤ人国家建設を認める)の影響で世界に散らばるユダヤ人がパレスチナに移住し、長年住んでいたアラブ人と対立。
また、ユダヤ教とイスラム教(アラブ人)は共に聖地をエルサレムとしており、領有をめぐる問題により加速。
↓
アメリカ支援のイスラエルvsアラブ諸国支援のパレスチナで中東戦争。
↓
二国共存を認める協定結ぶが、争い続いている。
ヨーロッパ
地理
ユーラシア大陸の西に位置する半島。
海洋に進出しやすいが常に陸続きのロシアの脅威にさらされ、南にはイスラム諸国が控えてる。その2つの勢力とせめぎ合いを続けてきた歴史を持つ。
WW2後はさらにアメリカが介入し、不安定な状態。
政治や経済の協力をする統合体
ロシアのヨーロッパ進出に対抗する為の軍事同盟。
新冷戦時代の戦い方
代理戦争
コストインポージング
コストを増大させる方法
ex 相手の弱点を狙った兵器を作り、その防衛コストを増大させる
現在
アメリカvs中国の構図
両者とも軍事費に力入れてお互いを牽制。ウサデンなど宇宙からの攻撃もある。
中国に対抗するために今後アメリカに続いて各国が協力していく。
日本は中国の近隣に位置するため、アメリカだけではなく自らも防衛政策に力を入れなければならない。
感想✍️
世界の問題や各国の関係性、外交の動きの起因などがすごく簡潔に書かれていてわかりやすい。これを読めばニュースで見かける時事問題の要点が理解出来るようになると思う。個人的には複雑な中東問題を理解できて満足。
それにしても外交って大きな分母で合理的に行われている事を実感。脅かされないようにする為には脅かす必要があり、国を守るには国力を大きくする必要があり、それが兵器の開発やそれに対抗する為の防衛費の増大に繋がってしまう。
今、アメリカ対中国の構図で、日本は中国に近いながらも安全保障はアメリカ任せの状態だけど、コロナでも内需が大きく力を増し続ける中国の脅威に対抗する為には、日本自らも安全保障に力を入れる必要があると思った。話し合いでお互いに譲歩しつつ平和的に解決が理想だけど、問題の規模があまりにも大きく複雑な為そう上手くはいかない…。兵器が戦争の抑止力になって実際に使われる事はないんじゃないかな、なんて思うけど、大国に挟まれる立場で何の準備をしないのは心許ない気がする。結局強者が勝つ世界…。
あと、個人的に印象的だったが、沖縄米軍基地がとても重要な拠点だったこと。ニュースを見て勝手に沖縄の人に同情したり、米軍に嫌悪や感謝を感じたりしていたけど、沖縄の人以外は何も知らずに恩恵を受けていたんだな、と実感。本当に、何も知らなかったな。
いずれにしろこの本1冊読んだだけでは表面的な部分しか理解できないから、今後ニュースを見る時はこの本で得た知識を活かして自分なりに考えを深めていきたいと思う。
経済は世界史から学べ
金融緩和で金利が下がれば銀行から借金して住宅ローンを組んだり事業を拡大したりくるのが簡単に。また、預金しても利息がつかないから損。使った方が得。→景気が回る→バブルでは土地と株式に流れ、東京の地価は8倍に。
財政とは、政府の収入と支出。収入(主に税収)とにアンバランス…財政赤字
エジプト
国土全体が国王の所有地。人民が税として穀物を納める。豊か。
エジプトの最大の支出は公共事業。毎年7月〜10月にかけて起こるナイル川の氾濫による国土の復旧に大量の人民が動員。給与として穀物。
ナイル河畔に並ぶピラミッドや神殿建設は王権の巨大さの表すのとともに、氾濫の期間農産業ができない人民に仕事を与える失業対策、治安対策としての公共事業でもあった。=ケインズ主義。
地方の有力農民が武装して武士団を形成し勝手に徴税→源氏と平氏
世界はほぼスペインが牛耳っていたけど、日本は世界第2の銀の産出国で鉄砲の量産、戦国時代で織田信長がいたから手出しができなかった。
イギリス憲法の起源
マグナ カルタ 大憲章
イギリスで議会政治が生まれた。
輸出と輸入、バランスが大切。
どちらかに依存してはいけない
国内産業にも力を入れるべき。
江戸時代は金銀の輸出に依存していたため、徳川家康からの3代以降は産出量が減り赤字に。江戸城の再建もできなかった。江戸時代の高級官僚は朱子学を学ぶ(お利口さんな考え方)為現実的な政策せず。
廃藩置県成功理由
多くの藩は財政赤字を抱えていたが、中央政府が債務を肩代わりする事を約束したため。
世界恐慌で深刻なデフレとなったドイツ
ナチスが第一党に
シャハトがヒトラー政権の経済相に。
紙幣増刷、公共事業に力入れデフレ脱却
これ以上の金融緩和は危険と考え緊縮財政に。軍事費増大もブレーキかけようとするがヒトラーが反対し解任。戦争に勝てばいいという考え。
ケインズ主義
国民は仕事や所得が増え豊かなるが財政は悪化しがち。
公共事業は税金の無駄
産業保護は民間活力を削ぐ
貨幣量の調整だけ政府は行うべき
デフレ下の新自由主義はデフレを長期化
小泉の緊縮財政によってデフレ長期化
アベノミクス…金融緩和と財政出動を同時に行うケインズ主義的な経済政策
税金使い道…防衛、治安維持、福祉など。日本は主な資源がないため税金頼み。発展途上国は世界銀行や外国からの借款。利子をつけて返さなくてはならず、外交的にも不利。
日本は借金約1000兆。国民の資産を政府の資産に移すことでなくせる。
日本国民の個人金融資産は約1500兆円でアメリカに次いで2位。よって国債の発行と増税で返せる。
国債の発行…ギリシア国債は外人が買っているのに対し日本国債の95%は日本国民が買ってる。よって国債の利子は日本人へ。国債は国が国民にしてる借金と考えて良い。ほぼ。利子考えると国債の発行は財政赤字の解決にならない。
直接税……企業や個人の所得に課税する法人税や所得税。赤字は納税免除、外国の銀行使えば課税されないなど、税事務所さ把握むずい。
間接税……モノの売買に対する課税。消費税。
脱税むずい。計算も楽。よって消費税を増税したがるが、景気悪化に。民間で流通する金減り貨幣量の減少、デフレに。
デフレ対策の
金融緩和と大規模公共投資
(たみ豊かにする)
と
インフレ対策
消費税増税
(国豊かにたみひんこん)
消費増税は正しいornot
tpp参加正しいornot
どちらも論証できる。よって歴史の経験からしか判断できない。
途上国の日本が日露戦争に必要な資金をどう集めたか。
国債の利息はどこから?
アメリカが強い。
通貨価値が下落すると輸入品が割高になるのに対し、輸出品の価格が下がり国際競争力がアップ。輸出の拡大に。このメカニズムによって経済再建。韓国、サムスン。
ユーロ
ドルの一極支配に対抗する為ドイツが中核となり結成。成熟し安定した大きな市場で人気の通貨に。ユーロの導入の際はEUが財政状況審査。